« 春一番、そして覚醒・・・ヘルマンリクガメが起きちゃいました | トップページ | 楽天のショップでも生体を扱っているんですね~ »

ヘルマンリクガメの簡単自作飼育ケージ~最初はこれで十分~

リクガメの自作ケージ完成図

リクガメを飼うとなったら一番最初に用意しなければならないもの、それは飼育ケージですね。もっともリクガメに限らず一番最初に飼育ケージを用意しなければならないのは、すべての生き物に共通なんですけど・・・

そんなツッコミは止めにして、私が準備したヘルマンリクガメの超簡単、超格安の自作飼育ケージの作り方をご紹介します。

自作ケージの資材調達はホームセンターと100円ショップ

リクガメの自作ケージ材料 超簡単・超格安の自作飼育ケージに必要な資材はご覧のとおりです。

ケージ本体となるプラスチックの衣装ケースとケージに敷く底材(肥料無添加のプランター用の土)はホームセンターで購入します。
衣装ケースは幅60cm以上、深さも確保できるものにしましょう。大体3,000円ぐらいです。
土も購入する量次第ですが大体1,000円ぐらい見ておけば間違いないでしょう。

リクガメの自作ケージ作成過程 飼育ケージのフタを作成するためのワイヤーネットとプラバンド(結束バンド)と穴空け用のキリは100円ショップで購入できます。3つで315円。
あと、フタを加工する際に大きめのカッターが必要になりますので、ご自宅に大きめのカッターが無い方は、これも100円ショップで購入しましょう。

通常販売している飼育ケージは底材となる土などは当然含まれませんから、ケージ単体で考えると必要となる費用は3,500円以下と超格安です。

自作ケージは超簡単

さあ、それでは早速飼育ケージの自作に取り掛かりましょう。
一番最初にするのがフタの加工。これが一番面倒ですが、自作するのはハッキリ言って、このフタだけと言っても過言じゃありません。

リクガメの自作ケージ作成過程手順としては、衣装ケースのフタの上に100円ショップで購入したワイヤーネットを乗せ、ワイヤーネットよりひと回り小さくなるように大きめのカッターで切り取ります。
コツはワイヤーネットより小さくフタを切り取ることです。ワイヤーネットがフタに乗るようにすることで、後で楽にフタとワイヤーネットを括り付けることができるのと、フタの強度が一定以上保たれます。

このフタを切り取るのが結構な力作業になるので、カッターは必ず刃が丈夫で、力を入れやすい大きなカッターを使いましょう。

一気にカットするのではなく、定規のようなものをガイドにして少しづつカッターで切り込みを入れつつ、一定程度まで切り込むことが出来たら、型抜きするような感じで完全な切り込みとなるようにするのがベストです。
焦らずに何度も何度もカッターで切り込みをなぞり、切り込みを深くしていくというふうにします。

リクガメの自作ケージ作成過程 フタが切り取れたら、ワイヤーネットを上に乗せて適当な場所にキリで穴を開けていきます。穴の大きさは結束バンドが通る大きさにして下さい。

穴を開けたら画像のようにワイヤーネットとフタを結束バンドでとめていきます。
この時、最初は少し緩めの仮止めとし、すべての穴で仮止めをした後にフタとワイヤーネットのズレを確認しながら、バンドを締めていき、本締めするようにします。

リクガメの自作ケージ作成過程 穴の位置とワイヤーネットの枠の大きさが、我々素人ではどうしても、まちまちになってしまうのでイキナリ本締めしないようにするのがコツですね。

こちらがフタの加工が終了した状態。
ワイヤーネットの取り付けは、あくまで通気性の確保という観点のみですから、ワイヤーネットの大きさとキッチリ合わせる必要はありません。
屋外に設置するのであれば、あえてフタを切り取る部分を小さくして、雨よけになるようにしてもいいでしょう。
ただし、リクガメの飼育ケージには通気性が必須ですから、なるべくなら切り取る部分は大きく取りたいものです。また、近くの100円ショップにおいてあるワイヤーネットが小さいサイズしかなければ、フタの切り取り部分を2つにするとか、ワイヤーネット自体を結束バンドで繋げて大きなサイズとするなどして、柔軟に対応しましょう。

リクガメの自作ケージ作成過程最後の加工はケージの底に水抜け用の穴を開けることです。
これは、自作ケージに降り込んできた雨がケージ内で溜まらないようにするためのもので、飼育ケージを屋内に置く場合には必要ありません。

また、屋外に置く場合でもアパートやマンションのベランダなど、それなりに雨がダイレクトに降り込ないような場所であれば、必要のない加工といっていいでしょう。

リクガメの自作ケージ作成過程 ちなみにこの穴を開ける加工をしなければ、そのままミズガメの飼育ケージとなります。
思った以上に大きくなってしまうミドリガメやイシガメ、クサガメなどの飼育ケージとして、また、土を入れたプラケースを中に設置して水を溜めておけば、カブトニオイガメやオオアタマヒメニオイガメ、ドロガメなど、小型のカメの繁殖用ケージとしても活用できます。

最後は、フタとワイヤーネットを括り付けた結束バンドの余り部分をカッターでカットすれば超簡単・超格安の飼育ケージの出来上がりです。

自作飼育ケージに土を入れ、タンポポなどを植えれば完璧!

リクガメの自作ケージ完成図 自作飼育ケージの仕上げは、買ってきた土を入れましょう。ヘルマンリクガメやギリシャリクガメなどの地中海リクガメ属たちには、適度な湿度が必要です。
飼育ケージが多少重くなって持ち運びに力を要しますが、最低でも10cmの厚み程度は土を敷くようにしましょう。
仕上げは公園などで捕ってきたタンポポやクローバーを中に植え込めば完璧です。あと忘れてはイケナイのがリクガメのシェルターです。私はリクガメがやって来た時のダンボールの箱をシェルターとして利用していました。

飼育ケージはベランダに!

さあ、リクガメ用の飼育ケージを自作したら、あとは設置場所の決定です。
リクガメに紫外線が重要なのは、リクガメの飼育を少しでも学んだことがある人ならあたりまえのことです。紫外線ランプも高性能なものが随分と安くなっていますが、太陽の紫外線に勝るものは無いというのは、誰もが認めることでしょう。

リクガメの自作ケージ完成図 既に気が付いている人もいるかと思いますが、今回の自作飼育ケージは紫外線ランプや保温ランプを設置する仕組みがありません。あくまで、屋外の太陽の光が降り注ぐ場所に設置することを前提としているのです。
アパートやマンションにお住まいの方は、是非とも飼育ケージは太陽の光が降り注ぐベランダに設置しましょう。
(一軒家で庭のあるお家の方は、東京の自宅に戻ってきから私が実施している庭での完全屋外飼育をお勧めします。)

飼育ケージをベランダなどの屋外に設置する場合、日本の緯度経度とほぼ同じ地域を生息地域としているヒガシヘルマンリクガメの場合は、昼夜関係なく屋外に出しっぱなしで問題ありません。他のリクガメの場合は夜になったら飼育ケージごと部屋へ取り込むようにして下さいね。

それでも保温ランプと紫外線ランプを付けるためには

そうは言っても誰もがベランダに飼育ケージを設置できるとは限りませんね。なので、ここからは他の人がやっている方法をご紹介します。

これまた簡単なのですが、厚さ1cm程度、幅10cm程度の板をホームセンターで購入してきて、板が立つような形にして、ケージのフタに乗るように釘を使って四角い枠を作ります。(ちょうど、板の幅が作った枠の高さになるような感じです。)それをケージのフタの上に乗せ、その枠にクリップ式の保温ランプや紫外線ランプを取り付ければいいのです。
具体的には「かめ太飼育記の飼育ケージ」のページが参考になります。

メーカーの爬虫類専用ケージは本当に色々と工夫されていて使い易さは抜群ですし、見栄えも衣装ケースを使った自作ケージとは雲泥の差です。また、衣装ケースを利用した自作飼育ケージは、太陽の紫外線などで2~3年でプラスチックが劣化して割れやすくなってしまいます。
最終的には、みどり商会のケースバイケースなど専用の飼育ケージにするのが良いと思いますが、まずは保温ランプと紫外線ランプなど、リクガメ飼育に必須なモノを揃えましょう。専用ケージを購入するお金が溜まるまで、簡単自作飼育ケージを使っていけば、飼い始める時の飼育用品代というハードルを少しでも低くできると思いますよ。

<参考>

■超簡単・超格安に使った衣装ケース(丈夫な衣装ケース)
しっかり丈夫・収納!タッグボックス 07 635×439×326mm  【激安@DIY】

■最後は専用の飼育ケージで・・・リクガメには90cmサイズ
大変使いやすいガラス製爬虫類・昆虫などの飼育用に!ケースバイケース90Mサイズ

■UV球のクランプランプソケット
ひとつで昼と夜の明かりを照らし出す!ズーメット グローライトS クランプランプ+発光リフレクター

■UVA・UVB波長の熱源
ズーメット パワーサンUV 100W

Banner_03←他の人気blogを見る。

ベルツノガエルの飼育情報 【ハバネロの蔵】

« 春一番、そして覚醒・・・ヘルマンリクガメが起きちゃいました | トップページ | 楽天のショップでも生体を扱っているんですね~ »

ヘルマンリクガメ
【飼育環境の蔵】
」カテゴリの記事

コメント

ハバネロ様

我が家の衣装ケース改造ケージも飼育内容の変化に伴い
百均バーベキューネットを組んで取り付け鳥かごのような感じで改造し使用しています。
寒さ対策はやはり百均のレジャー防寒シートを寸法に合わせてカットし、ネット囲いにクリップ止めしています。
ランプ類は囲いの網目に結束バンドで固定です。
物の取り出し口は囲いの1側面を観音開きできるようにして洗濯ばさみでロックしてあります。

投稿: とし・すてーしょん | 2009年3月 8日 (日) 00時13分

>としさん

衣装ケースに百均のバーベキューネットを使っての自作ケージもいいですね~
バーべキューネットを使うことで、保温球やUV球なども設置しやすくなるんでしょうね。

しかし・・・
コメントにはありませんでしたが、何時の間にフトアゴを迎え入れているとは・・・

としさんもドンドン家族が増えていきますね~happy01

投稿: ハバネロ | 2009年3月 8日 (日) 11時22分

ハバネロさま

相変わらず無謀な事してますその①フトアゴです。
もともと怪獣大好きなもので・・・でへへ・・・
ちょっとやりすぎたかもみたいな
イエアメガエルかレオパの方が手頃だったかも
でもめっちゃ可愛いです。
ちなみに②はセマルハコガメです
これまた何でもよく食べて強靭で可愛いです。

このケージは仮住まいで
ネット参考手製木製ケージに近々移す予定です。

カブニのヒョコは今冬篭り中でほとんど植木鉢に頭突っ込んで寝てます。
相変わらず臆病でおこちゃまですね。
ツノガエルのプイはケージをウィンディに替えました。
現在餌の選択でちょっと悩んでます。

結構大きいので周りの片付け早くやんなきゃ・・・

投稿: とし・すてーしょん | 2009年3月 8日 (日) 13時13分

はじめまして(^◇^)
ギリシャリクガメを飼っている者です。
ベランダで日光浴ができるような屋外飼育スペースを作ろうと思って検索していたらこちらを見つけました♪

ハバネロさんのヘルマンちゃんの衣装ケース自作ケージ、土を使ってタンポポなども植えて、とても理想的です。参考にさせていただきます^^

投稿: bell | 2009年5月 5日 (火) 12時48分

bellさん
コメントありがとうございます。
ケージはケン太くん用のものですね。

広い公園でお散歩させてあげさせているのがいいですね。ケン太くんへの愛情が良く分かります。
今の時期からなら、ベランダで日光浴させるためのケージとして衣装ケースはかなり使えると思います。

熱帯魚ショップで目を患っていたケン太くんを元気に回復させたbellさんですから、杞憂かもしれませんがここ数年日本に入ってきているギリシャリクガメはアラブ系となっています。
昔、一般的なギリシャリクガメだったイベラ種であればヘルマン同様冬眠できるほど低温に強いですが、現在主流のアラブ系は低温に強くありません。
なので、梅雨空けまでは、日が落ちたら室内のケージに移した方が間違いないですね。

あとは、ベランダの直射日光はかなり強いので、必ず衣装ケースの中に日陰ができるシェルターを設置してあげてください。
上半分ぐらいに木の板を乗せておくという感じでも良いと思います。

投稿: ハバネロ | 2009年5月 6日 (水) 22時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130557/44197733

この記事へのトラックバック一覧です: ヘルマンリクガメの簡単自作飼育ケージ~最初はこれで十分~:

« 春一番、そして覚醒・・・ヘルマンリクガメが起きちゃいました | トップページ | 楽天のショップでも生体を扱っているんですね~ »