ツボカビ症と我々カエル飼育者

情報が少なかったカエルのツボカビ症

先週末の土曜日夜、某ニュース番組のトップ特集として扱われたのは、我々カエル飼育者と切り離すことのできないツボカビ症に関するニュースでした。
昨年12月に日本(アジア地域)で初めてツボカビの感染が確認されてから、その驚異的な危険性については広く知れ渡ることになりました。
しかし、今まで日本を含むアジア地域でのツボカビの感染例が無かったからでしょうか、日本で発刊されている愛好家向けのカエルの飼育書などにも、ツボカビによる衰弱死が存在する旨の記載はあるもの、具体的な症状やその驚異的な危険性などを言及しているものはなかったと思います。
某ニュース番組では、NUANCEの大津さんが取材を受けておられましたが、正に大津さんが番組の取材で言っていたように、ツボカビに関する情報が少ない、というのは正直なところだと思います。

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ツノガエルの健康な肌の色

ツノガエルの健康状態バロメーター

ベルツノガエルやクランウェルツノガエルなどのツノガエルや他のカエルを飼育する上でカエルの健康状態を日々見守ってあげることは、とても重要なことです。
餌食いの状態やフンの頻度・大きさなど、カエルの健康状態を我々が推し測る材料はいくつかありますが、その中で様々な飼育書籍に書かれていることは「カエルの皮膚の状態」です。
レッドレッグ病(赤足病)のように床材に接している体の下側の皮膚が赤く血が滲んでいるといったような、明らかな変化がある状態は、症例の画像などがネット上に掲載されているため分かりやすいと思うのですが、健康なカエルの皮膚の状態の説明として「つやつやとして色艶の良い状態」というのものが、果たしてどのような状態なのかというのは、ちょっと掴みづらいのではないでしょうか。

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誤り判明!<温浴の温度とビタミン浴>

専門家(獣医さん)の貴重な情報

私がベルツノガエルの飼育にあたって実施してきた温浴の温度やビタミン浴についての記事を掲載したところでですが、KAZUP88さん(かえるとラッタッタ~♪)が獣医さんに確認したところ、温浴の設定温度やビタミン浴というものが誤りであることが分かりました。

詳細はKAZUP88さんの記事をご参照頂きたいのですが、「30度以上の温度での温浴はかえって具合が悪くなる」という旨と、「爬虫類とカエルは全く異なり、皮膚からどれくらいビタミンを吸収するかもわからないのでビタミン浴というのはやめておいた方がよい」という旨が獣医さんからのお言葉だったそうです。

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もう一つの温浴<ビタミン浴>

ツノガエル的には便秘ではないかもしれませんが

ベルツノガエルなどのツノガエルは、既にご存知のとおり、人間の感覚で言うところの「便秘」によくなります。大体、1~2週間ぐらいフンをしないのは当たり前で、時には1ヶ月以上もフンをしない場合もあります。ツノガエルの身になってみると、そのぐらいの間隔はごくあたり前なのかもしれませんが、いかんせん消化不良や餌の与えすぎで死んでしまうことがあるというのをよく聞きますので、飼い主としては心配になってしまいます。

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カエルはインフルエンザにかかるのか?<かかりやすい病気>

インフルエンザが流行ってます。

巷では昨年にもましてインフルエンザが流行っているようです。
つい先日、私も家族と一緒に自宅近くの個人病院で予防接種(3000円もするんですね)をしてきたばかりですが、すでにワクチンが少なくなってきているようで、2回受けた方が良いと言われた子供達は直ぐに予約を入れることで2回目のワクチンを確保したほどです。
新種のインフルエンザ対策でブッシュ大統領が莫大な予算をつけたほどの病気ですが、このインフルエンザという病気、カエルがかかることがあるんでしょうか?

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もっと餌くれぇ~!!<心配ご無用>

心配した気温低下による変化

先日、気温が下がってきたことにつれ、我が家のベルツノガエルが五平餅のようにベタッとした姿勢をとるようになったこと。そして、それはおそらく、下からパネルヒーターで保温しているため、暖かい底材に接する体表面積を多くして体温維持につとめているのではないかということについての記事を書きました。心配はしていたものの、その他には全くいつもと変らない様子でしたのでちょっと様子を見ることにしておりました。

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い~い湯だな!<便秘と温浴>

ツノガエルの持病?

気温が低くなってきたのと同時にツノガエルが便秘気味になっているとの投稿がツノガエル関連ブログで増えてきているような感じです。ベルツノガエルをはじめツノガエル達は長期間、便秘というかフンをしないことが珍しくありません
1~2週間、さらには1ヶ月近くもフンをしないこともあるツノガエルですが、やはりカエル特有の「突然死」を恐れる飼育者としては、餌を与えた日から1週間程度以内にフンをしてくれないと不安になるものです。

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良薬?!

ダイレクトに水道水を使用

久しぶりに東京の自宅でゆっくり過ごした3連休も終わり、昨夜、新幹線の終電でマロニエに地に戻ってきました。3日ぶりに同居人の様子を観察すると同時にゲージ内の水が少なくなっていたので、水を補充しておきました。

ところでこの水ですが、実は我が家の場合、水道水をそのまま使っています。水道水にはカルキ(塩素)という消毒成分が入っており、観賞魚飼育などでは汲み置きによりカルキ抜きをしてから使用するのが常識なのは勿論知っていますが、実は東京の自宅で飼育している魚などの水も汲み置きしていない水道水をそのまま使用して何ら問題が起きていないのです。

本当は良くないんだろうなぁ~、と今までは思っていたのですが、昨夜水換えをしながらベルツノガエルの体表を確認している際、ふと別な考えが浮かんできました。

水道水全てが悪者なのか

以前、我が家のベルツノガエルに異変が発生したことは過去の記事に書きましたが、その際、別なケースに移して新しい水にて様子を見たところ、ほとんど一日で症状が無くなってしまったのです。
この時、出勤前のわずかな時間ということと、なんにせよ新らしい水に変えないといけないと思って水道水をそのままを使った訳ですが、もしかしたら、この水道水をそのままで使ったことが良い結果を産んだのではないかという考えです。

東京の自宅は多摩の郊外にあり、水道水も23区にひとり暮らしをしていたものとは別物のような代物です。具体的には23区(中野区だったのですが)の水道水はそのまま飲むには本当にマズイ水だったのですが、多摩郊外の自宅の水道水は十分飲用に耐える水です。

味の違いは間違いなくカルキ臭の違いなので、カルキの含有量が影響していると思われるのですが、栃木の水道水は東京の自宅の水より更においしい水なのです。つまり、同じ水道水でもカルキの含有量が全く異なり、栃木の水道水に含まれるカルキの量であれば、カエル達の皮膚にとっては、もしかすると消毒用として丁度良い濃度なのではないかということです。

濃度によっては良薬?

熱帯魚飼育の場合も病気用の薬を魚の個体の状態や種類(主に大きさの違いです)によって、濃度を薄めて使用します。我が家のベルツノガエルの体に炎症と思われる腫瘍が出来た際、カエルの治癒力のみで、あれほど早く症状が改善されるかというと少々疑問に思えるのが正直なところです。

また、餌用に採取してきたダルマカエルをキープしていた際に使用した水も水道水そのままの水で何ら問題はありませんでした。

まったく常識はずれで突飛な考えかもしれませんが、カルキを含んだ水道水の全てが悪者ではなく、ものによっては有用な消毒作用を持った水かもしれないなと思った次第です。

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復帰

ベルツノガエルの腫瘍はほぼ完治

うちのベルツノガエルの異変発生から約4日ほど経過しましたが、プラケースに移送し新鮮な水に変更しただけで、ほぼ完治しました。多分、餌食いが悪くなる前に清潔な環境にしたのが功を奏したのだと思っています。

あれから20cmキューブ水槽 はタップリの水で2回ほど水換えを実施しましたので、今朝方ベルツノ君を元のケース復帰戻しました。20cmキューブ水槽に戻した途端、プラケースで穴掘りができなかったためでしょうか、今まで見たことがないぐらいにコケと赤玉の境目を巧みに使ってもぐっておりました。調子の戻ったベルツノガエル




















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皮膚病発生の反省点

水の還流不足

今回の皮膚病発生によって、あらためて現在のベルツノガエルの飼育環境における問題点について色々と考えさせられました。濾過機能が思っていたほど機能していなかった原因は仮説ベースにはなりますが、赤玉土の利用が水の還流をある程度阻害していた環境であったことだと思っています。

ベルツノガエルの飼育環境それよりも基本的なことを未確認

何より最も迂闊だったのが、現在の飼育環境におけるケース内の水分量を把握していなかったということです。私のレイアウト構成は、画像のとおり、20cmキューブ水槽 に深さ約6~7cm程度の焼き赤玉を底材として敷き、赤玉がヒタヒタになるぐらいまでの水が入っています。 (見えないようになっていますが、水中モーター式濾過器も設置しています。飼育ゲージの仕掛けはレイアウトの材料と仕掛けをご覧下さい)

今回、初めて飼育ケース内の水換えをしたのですが、その際、分かったのがケース内の水量は100円ショップのプラケース8分目ぐらいしかないという事実でした。現在のベルツノ君のサイズ(直径5cm程度)から排出される尿などの排泄物と水分量を考えた場合、どのくらいのペースで水が汚れていくのかをシミュレーションする必要がありました。

水が汚れる原因はベルツノ君がするフンや尿の排泄物ですが、フンについては見つけ次第ピンセットで取り除くことができるので、それほど水に溶け込んでいくことは考えられません。基本的には通常実施しなければならない「プラケース飼育でフンをしたら直ぐに水換えをする」という要素はシミュレーション上は、あまり考慮しなくてもよさそうです。

換水シミュレーション

100円ショップのプラケースにウールマットを敷いて水を入れた環境では、大体ケースの1.5分目ぐらいの水が入っている状態です。この状態で4日に1回の水換えを行うとするとケース8分目の水分量では、約6回分の水換え量、すなわち4日×6回=24日分に相当します。つまり、プラケース8分目の水量では24日後に全換水を行うことで、プラケース+ウールマット飼育にて4日に1回の水換えを行ったのと同じ状態(水の汚染度)になるというのが第一の理論値です。

ただ、フンは見つけ次第ピンセットで取り除くのであまり考慮する必要はなさそうと書きましたが、常に100%取り除けているとは言えませんので、水質汚染に与える影響を10%程度と過程しますと、最終的な理論値は24日×90%=約22日ということになります。

導きだした理論値

これに内部に設置してある濾過器や赤玉でのバクテリア等による濾過機能を考慮する必要があるわけですが、今回の場合、現在のレイアウト構成での飼育開始から発病まで約2ヶ月間、水換えを行わず蒸発した分の足し水をするのみという状態でしたので、管理上は約1ヶ月に1度のペースでケース内の水換えを実施すれば一応問題は発生しない範囲であろうと考えています。

以上が、私の飼育環境における一定の管理基準となる訳ですが、やはりベルツノ君の状態を毎日欠かさす観察し、少しでも異変を感じたら直ぐに水換えを行うことがベストであるのは言うまでもありませんね。

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復調!!原因はやはり・・・

異変発生時に施したことは

昨日の朝、同居人のベルツノ君に異変が発生していたことは既に記事にしたとおりです。具体的症状は、右側背面、ちょうど右足つけねのやや上あたりに腫瘍のような赤玉粒大の腫れが2つほど発生していたというものです。発病の原因が不明でしたので、実施した対処策は以前使っていたプラケースに移し、新しい水にて温浴させることでした。温浴させると同時に大量のフンをしましたので、再度ケースを洗い水換えしたのは言うまでもありません。これ以上、症状が悪化しないようにと願いながら出勤しました。

大したことはしてないのですが

最悪のケースも覚悟しつつ帰宅してみると、驚いたことに症状がほとんど目立たなくなっています。若干、体表の隆起は残っていましたが、意識して見ることで初めて気がつく程度です。症状に変化がなければSJGの榎本さんのアドバイスどおり、獣医さんを探そうかと思っていましたが、想定外の復調ぶりに大喜びすると同時に大いに反省しました。

復調したベルツノガエル

どうですか?殆ど目立たないというか、異変が発生したようには見えないほどの復調ぶりです。

原因はやはり・・・

実施した対処と復調ぶりを考えてみると原因は明らかです。
つまり、見た目は綺麗でしたが、水が完全に汚れていたということです。汚れた水が原因である「赤足病?」はベルツノガエルの病気として有名ですが、今回の症状のように体表に現れる異変については、まずは「水」を疑ってかかるべきだということがよく分かりました。水がアルカリ性になり過ぎたのか、酸性になり過ぎたのか、はたまたアンモニア濃度が高くなり過ぎたのか、詳細かつ定量的な原因探求はできていませんが、自分で構築した飼育環境を過信して、ベルツノ飼育の基本である「水換え」を怠ったのが今回の発病原因です。

飼育環境により頻度の差は出てくるとは思いますが、「水換えは必須である。」ことをあらためて認識した次第です。ご心配をおかけしました。

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【重大事態】腫瘍?!

異変の前兆

夏休み最後の週末、どこのお父さんも同じだと思いますが、子供達を引き連れて夏の最後の海に行ってきました。当然のことながら同居人とはしばしお別れですが、ほぼ毎週のことなのでケースの水の量だけ確認して東京に戻りました。昨夜遅くにマロニエの地に戻って同居人を確認してみると、いつもよりやや体を膨らまし加減でたたずんでおりました。

腫瘍がっ!

今朝方、よくよく確認してみると右側背中部分が妙な形で一部分だけ膨らんでいます。よ~く見てみると水ぶくれというか腫瘍というか、そんな感じの部分的な膨らみがあります。ベルツノガエルの症状

最初は、知らないうちに底材の赤玉を誤飲し、それが部分的に表面に現れているのかとも思いましたが、どうも違うようです。レイアウト用の岩で体表に傷が着き、そこから雑菌が入って炎症を起こしているのかもしれないと思い、詳細に観察しましたが体表に傷はありません。
現段階で考えられることは、ケース内の水が想定以上に汚れていたため異変が起きたのか、餌(田んぼのカエル)の関係で異変が起きたのかです

できることは換水

いずれにしても、ベビーの時に使っていたプラケースを持ち出し新しい新鮮な水(35度前後)で温浴させました。するといきなりフンバリだし、大量の糞をしたので、もしかしたらケース内の濾過がうまく機能しておらず、水が汚れていた関係で糞をしなくなり、最終的に体調を悪化させてしまったのかもしれません。ベルツノガエルの腫瘍 ベルツノガエルの腫瘍

当面、プラケースにて新鮮かつ綺麗な水にて環境を整えて様子を見るしかない状況ですが、餌食いもいつもどおりですし、他に異変(体色がおかしいとか、挙動がおかしいとか)もないので何とか回復して欲しいと思っています。

■求む情報!

先週末も出かけていた関係でコメントを残して頂いた方へのご返信ができていない状況ですが、どなたか同じような症状を見たことのある方や具体的な対処方法が記載されている本等の情報がありましたら、お知らせ頂けないでしょうか。よろしくお願いします。

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